経済学

経済学を勉強中。

ライブ・経済学の歴史―“経済学の見取り図”をつくろう

ライブ・経済学の歴史―“経済学の見取り図”をつくろう

何事も全体の枠をとらえたいということで、まずは経済学の歴史をお勉強。この本はあまり立ち入った中身には触れないのだけれど、どいうった歴史的経緯で経済学の諸テーマが生まれたかということを教えてくれる。
経済学の歴史 (講談社学術文庫)

経済学の歴史 (講談社学術文庫)

こちらは代表的な経済学者を取り上げて、その簡単な評伝と研究内容をコンパクトにまとめた本。上の本に比べると難しく、僕には読みにくい(というわけで途中で挫折)。
スティグリッツ入門経済学 <第3版>

スティグリッツ入門経済学 <第3版>

歴史の勉強もそこそこに、中身に入る。ミクロとマクロとあってよくわからなかったので、どちらについても触れているこの本から読み始めた。大抵の学問領域において「入門」と名のつく本は期待に反して難しすぎることが多いが、この本はそんなこともなく非常に読みやすい。世の中と経済学との関連性、社会への応用にもを配っていて、読者を飽きさせない工夫がされている。ただし、さすがにこの本1冊で経済学全体をカバーしきれるはずもなく、内容としては物足りない。
クルーグマン ミクロ経済学

クルーグマン ミクロ経済学

というわけでもう少し踏み込んだ内容を勉強するためにミクロ経済学の入門書として選んだのがこのクルーグマンの教科書。こちらは分量の増加をいとわずに具体例や説明を豊富に盛り込んでおり、とても面白くかつすいすい読める。今のところまだ1/3程度しか読めていないが、読み終わり次第下記のマクロ経済学に入る予定。
クルーグマンマクロ経済学

クルーグマンマクロ経済学

ちなみに、ミクロ経済学マクロ経済学では、学問分野としての成立の経緯からミクロ経済学を先に学んだ方がいいらしい、というのがここまでで得られた印象。これから経済学を勉強する方はミクロから入ることをお勧めします。