日出処の天子

日出処の天子 (第1巻) (白泉社文庫)

日出処の天子 (第1巻) (白泉社文庫)

実家を掃除していたら、発見。いつ読んだのか覚えていないが、読み返してみるとなかなかおもしろい。太子がゲイであるという、それがどの程度史実に沿っているのかはわからないが、大胆な解釈が楽しい。しかし、もっと仏教徒としての聖徳太子像に迫ってくれていたらもっとおもしろかったと思う。事実ブッダは女も子どもも捨てろと言っているわけだし…。
しかしまあ、女性と見紛うほどの美貌を持った男に迫られるというのはどんな気分なのだろうか。