斎藤孝

原稿用紙10枚を書く力

原稿用紙10枚を書く力

斎藤孝というと何かとバカにされがちですが、なかなかどうしていいことも書いていると思います。この本はそんな一冊。買う必要はないかもしれないですが、ぜひ立ち読みででも読んでみて下さい。
彼のいいところは、「わからない人」「できない人」の目線になるべく降りていって書こうとしている点ではないかと思います。なので、「わかっている人」「できる人」にとっては「けっ」と言いたくなってしまうのかもしれません。そういう人にとっては当たり前のことが、たくさん書かれているわけですから…。