今週のお題「梅雨」…は過去のこと

ご無沙汰しております。ところで今週のお題は梅雨だそうですが、ここ北海道というのは梅雨がないと言われています。最近は本当に梅雨がないといっていいのかかなり怪しい感じになっています。
梅雨にまつわる何かいいエピソードがないか考えたものの、何も思い出せませんでした。というか、東京時代の記憶がすでに薄らぎつつあります。つい最近、知人の結婚式で東京(千葉か…)に行ったものの、懐かしさを感じるどころか「一刻も早く北海道に帰りたい…」と思ってました。結婚式自体はとても楽しかったですが、やはり関東の土地には馴染めないですね。
東京と北海道では本当に気候が違い、寒さだったり降雪だったり、道外の人間にはちょっと暮らせないですという感じだと思いますが、ここで育ってしまうとやっぱりこれが懐かしいし、これが暮らしってやつだよなあと思ってしまいます。中上健次の小説ではないですが、やはり人間というのは土地というものからそうそう自由にはなれないんだと、年々強く感じるようになりました。
もしそうであるなら、これから少しずつ気候が変わってしまったとしたら、自分の慣れ親しんだ土地というものは記憶の中にしかなくなってしまうことになるんでしょうかね。