コンピュータ技術者

こんばんは。東京でシステムエンジニアやってます。28歳です。
とお見合いでの自己紹介みたいなこと書きましたが、書いてて実感のないことばかりです。東京にいるんだなということは最近わかってきましたが(まあ東京にいるというのは嘘ですが)、システムエンジニアだというのはかなり怪しく、28歳だという事実はまだ受け入れることができません。
年齢のことはさておき、仕事としてコンピュータの技術者みたいなことをしているという実感がないですね。ないですねというのは正確ではなく、「いちおうそういうふりはしているし、世間的にそういうことになっている」ということくらいは理解していますが、「システムエンジニアだ、ワハハ」みたいな自信は1ミリもない、という言い方のほうが正しいです。
アプリケーションを作るSEならもうちょっとモノを作っている実感があるのかもしれないですが、メーカのSEじゃない基盤SEなんて、ただハードウェアとOSとミドルウェアの設定いじってるだけなんじゃ…という暗い気分にさせてくれるお仕事に思えることが多々あります。これってほんとにエンジニアなのかと。
やっぱりアプリケーションが作りたいという同僚がいますが、理解できる気がします。少なくとも、アプリケーションの挙動が理解できて、そのうえでハードウェアやミドルウェア、OSの動きを把握してチューニングできる(そして運用のことも考えて、システム全体を作れる)という一連の流れ全部を自前でできないと、SEとは言えないんじゃないのかなあと思います。そういう意味で、今の自分はSEとして半人前の半人前、まあよく見積もって0.25人前くらいだろうなあと。
まあ、仕方ないんですけどね。だからどうということもありません。
もうすぐ働いて5年になるので、自分が身に付けてきたものの棚卸しでもしようかなと思いましたが、「えっ、これだけ?」となるのは目に見えているので、やめます。この5年でわかったことと言えば、

  • 働いているといろんなことを勉強するには時間が足りない
  • 技術は変わる部分と変わらない部分があって、どこが変わらないかは意外と予想できない
  • システムは動かしてみるまでわからない

ということですかね。その他、会社での人間観察でわかったことであればいくらでも書けるのですが(仕事ができるかどうかと人間的にどうか、というのはほとんど相関関係がない。仕事ができるクズもできないクズもいる、などなど)、それはまたの機会に。