英語学習用書籍

先々週くらいから、英語を本格的に学び直している。勉強法の総論として採用したのが、以下の『英語達人塾』。

英語達人塾 極めるための独習法指南 (中公新書)

英語達人塾 極めるための独習法指南 (中公新書)

大学時代に読んだものの、「こりゃ無理だ」と投げ出した一冊(英文科だったはずなのに)。しかし改めて読んでみると、やはりこれくらいやらなければなるまいという思いに駆られ、取り組むことにした。主なカリキュラムは以下。

  • 音読
  • 素読
  • 文法解析
  • 辞書活用
  • 暗唱
  • 多読
  • 丸暗記
  • 作文
  • 視聴覚教材活用

音読

あまり発音がよくない僕としては、音読をするのはいくら人前でないとは言えためらわれるものがある。が、そうも言っていられないので以下の本を音読用教材に使用。

Great Ideas Why I Write (Penguin Great Ideas)

Great Ideas Why I Write (Penguin Great Ideas)

別にオーウェルが好きというわけでもないのだが、悪い英文だという話も聞いたことがないので採用。

素読

とにかく何度も読むという方法だが、これはもう少し先の実施にする予定。

文法解析

何を使うか迷ったが、目指すところがある種の情報発信であるということもあって以下の文法書を採用。文法事項を網羅しつつ、なかなか日本人が馴染めない文法についてしつこく書いてあるのがいい。例文がシンプルかつ実用的なのもよさげ。

表現のための実践ロイヤル英文法

表現のための実践ロイヤル英文法

辞書活用

辞書は以下の2冊併用。基本はロングマン*1だが、面倒になったら日本語に逃げる。

ロングマン現代英英辞典―Longman dictionary of contemporary English

ロングマン現代英英辞典―Longman dictionary of contemporary English

スーパー・アンカー英和辞典

スーパー・アンカー英和辞典

電子辞書に入っている以下もたまに参照。
新編 英和活用大辞典―英語を書くための38万例

新編 英和活用大辞典―英語を書くための38万例

暗唱

上記『表現のための実践ロイヤル英文法』に付属の基本例文300をすべて暗唱。それが終わったあとは本文で馴染みにくいと感じた例文を暗唱。
1日10例文暗記をノルマとする。知らない単語がほとんどないので、それほど高いノルマではないはず。

多読

多読するにはいかに投げ出さないかが重要、ということで原文を知っている日本の小説を読むことにする。語彙面に弱さがある僕でも何とか読み切れるはず、という期待も込めて。

Norwegian Wood

Norwegian Wood

Kafka On The Shore (Vintage Magic)

Kafka On The Shore (Vintage Magic)

Hard-Boiled Wonderland And The End Of The World

Hard-Boiled Wonderland And The End Of The World

毎日10ページは読みたい。

丸暗記

上記の暗唱で代替。斉藤兆史は文法解析で用いた本を全部暗記しろと言っているが、さすがにちょっと無理。

作文

これも今後の課題ということにして先送り。

視聴覚教材活用

僕は異常に聞き取り能力が低い。というわけでリスニング訓練用教材は易しいものを採用。

Frankenstein: Elementary Level 3 (Macmillan Readers)

Frankenstein: Elementary Level 3 (Macmillan Readers)

これくらい易しい教材でも満足に聞き取れないのだから、本当に驚く。知らない単語はないにも関わらず、である。とりあえずこいつを完璧に聞き取れるようになったら、次の教材を考える。

まとめ

以上の教材*2を総動員して、とりあえず8月末まで一生懸命取り組んでみてまた振り返ろうと思う。

*1:僕が持っているのは3rd Ed.だが、いつの間にか5th Ed.が出ていてびっくり。時間が経つのは早い。

*2:ちなみに、新たに買ったものは1冊もない。とほほ…と言うしかない。