民法入門

気分転換程度に、民法を勉強しています。大学一年生以来かな? 下記書籍の著者でもある道垣内先生の授業を受けながら、「うーん、難しいなあ、僕は法学部に進まない方がいいな」と思っていた記憶があります。まあ、進もうと思ったところで行けるような成績ではありませんでしたが…。
この本、扱っている内容はなかなかに高度だと思いますが(少なくとも初心者にはそう思えます)、説明がうまいため何とかついて行けます。具体的な事例を次々と挙げ、こういう場合を想定してこの法律の文言はこうなっているんだよ…というスタイルで淡々と契約・契約の履行・契約の不履行・債権・物権…という具合に進んでいきます。記述に無駄がないため、ずーっと読んでいると300ページくらいで息切れしますが…。
司法試験を目指す人というのは偉いんだなあ、とつくづく思います。昨年、高校の友人が司法試験に合格したそうで、尊敬します。

ゼミナール民法入門

ゼミナール民法入門

横に置く六法には、とりあえず有斐閣の『判例六法』をチョイス。収録法令数があまり多くないので、「あれ、載ってないのか」ということがたまにありますが、まあ民法の勉強にはほとんど差し支えないのでよし。二色刷で見やすいのは○。
有斐閣判例六法 平成21年版

有斐閣判例六法 平成21年版