新聞の勧誘

新聞の勧誘がしつこくて困った。何が困るって、玄関先での会話は寒いのである。
よく思うのだが、おまけ欲しさに購読する新聞を決める人(要するにうちの親だが)の気持ちがよくわからない。「記事そのものではなく、おまけにしか貴紙の価値はありませんよ」というアンチファン・レターなのであろうか(うちの親はそんなややこしいことはできないので、きっと違うだろう)。
勧誘がうるさいのは朝日と読売であることと、電車内で日経新聞を読む人が多く見受けられることをあわせて考えると、日経は購読者を集めることにさほど苦労していない(または拘泥していない)のか。そう書いている僕も、読むなら日経なのだが、なぜ朝日や読売ではいけないのか?という問いに対してはあまり適切な回答を与えることができない。ひょっとしたら、別に朝日や読売でもいいのかもしれない。

新聞記事が「わかる」技術 (講談社現代新書)

新聞記事が「わかる」技術 (講談社現代新書)

昔読んだ上掲書では、新聞のよくわからない表現(「外務省幹部」「○○首脳」など)の意味が書いてあって「ほほう」となった記憶があるとか、ないとか。