読書の仕方

そろそろ自分の読書法を転換する必要があるような気がしている。今までは比較的漫然と読む本が多かったが(約半分くらい)、これからは目的意識を持った読書にシフトしていこうと思う。そう考えるきっかけになった本がこれ。

READING HACKS!読書ハック!―超アウトプット生産のための「読む」技術と習慣

READING HACKS!読書ハック!―超アウトプット生産のための「読む」技術と習慣

なかなかいい本で、読書に限らず、すぐに採用できるTipsが満載の一冊。この手の本ではかなりのおすすめ。
で、これからは目的意識を持った読書に、と書いたものの、その目的とはなんぞやということになるわけだが、一言で言えば「アウトプットが前提」の読書、ということになる。何らかのカタチにすることを目的として読む、というわけだ。ビジネス書に限らず、仕事で触れるドキュメントのたぐいについても、常にアウトプットを意識して読んでいきましょう、という方向性。
とは言え、内田樹も言うとおり「学びとは学んだ後で初めて何を学んだかがわかるもの」なので、何から何までそういう意識で読むつもりはない。具体的には、全読書のうち、1〜2割を無目的的な読書に充てようと思う。


ちなみに、読書術を扱った本の中でおすすめは以下の通り。

読書術 (中公文庫)

読書術 (中公文庫)

「ゆっくり読むこと」の効用を説いた本。ゆっくり読むこと、何度も読むことに勝る読書の悦びはない、というファゲの主張には深く同意する。


読書家の新技術 (朝日文庫)

読書家の新技術 (朝日文庫)

今となっては古い箇所も多いが、素人がいかにして知的武装するかの手引きとして読める。


ひと月百冊読み、三百枚書く私の方法 (PHP文庫)

ひと月百冊読み、三百枚書く私の方法 (PHP文庫)

たくさんの本を効率的に読む方法、および本から「抜き書き」することの効用について説明している。