自動化はできない機械的な作業の進め方

結城浩さんのブログより引用。

今日も仕事です。

今日は、全自動化はできないけれど、機械的な作業が多い。 こんなときには、こうする。

  • 処理すべき対象の一覧表を作る(機械的
  • 処理すべき順番を考える(機械的ではない)
  • 一覧表をその順番に並べる(機械的
  • 開始時刻を記録した後に、一覧表の上から順番に処理していく(機械的
  • 作業の途中で気づいたことはその場で実行せず、メモしておく(機械的ではない)
  • 疲れたら一覧表のどこまで行ったか印をつけ、終了時刻を記録する(機械的
  • かかった時間と残りの分量から、全部処理するまでの時間の検討をつける(機械的
  • 作業の途中でメモした内容について検討する(機械的ではない)
  • 作業ログを書いて終了(機械的ではない)

機械的な場面では「私は機械。淡々と仕事をこなし心を動かさない。正確無比で同じペースで作業を進める」と自分に言い聞かせる。

機械的ではない場面では「私は人間。作業全体を俯瞰し、心を広げ、読者のことを思い、総合的に判断する」と自分に言い聞かせる。

「私は機械」などと言っていても、心は勝手に動くから、面白いことに気づく。 そんなときには、メモを取るために人間に戻る。

二つのモードを行き来していると、 単調な作業であっても「自分が作業をきちんとコントロールしている感覚」があるためにけっこう楽しい。

リズムとメロディに乗って、今日も進め!

勉強になりますね。